ネコと一緒に休日を

- 拾っちゃった -



ある日、岩瀬基寿は仕事帰りにふと、ネコの鳴き声を聞いた

「捨て猫か…?」

普段だったら、通り過ぎてしまうであろう出来事に、何故か今日は足が向いてしまう…

近づくにつれ鳴き声はハッキリとしてくる

「ここか?」

岩瀬が足を止めたのは自宅であるマンション近くの公園だった。

そして、公園の中に入りグルリと見回す…

「あそこだ。」

目指す鳴き声はブランコ近くの茂みの中だった…

「いた…」

はたして、岩瀬の目に映った物は…

生まれたてに近い子猫が3匹…


「どうするかな…こいつら…」


岩瀬のマンションはペット可なのだが、3匹は…

でも、一匹だけとゆうのも…心が痛い…

そこまで思って、岩瀬は自身に驚く…。

すでに連れて帰る気な事に。

クスリ。と笑って岩瀬は

「仕方ないな…。全員面倒見てやるか。」

と、子猫の入った箱を持ち上げようと屈みこんだ。

すると…

「お兄ちゃん。その子達連れて帰っちゃうの…?」

後ろから子供の声が聞こえてきた。

その声に振り返ると―

男の子 - 兄弟であろうか - 2人が岩瀬をじーーーっと見ている。

そして、もう一度

「連れて帰っちゃうの…?」

と、聞いてきた。

「君たちが連れて帰るのかい?」

逆に問いかける…

すると、2人はふるふると首を振る。

「…僕たちの家では飼えないから…」

「だから、そこで面倒を見ていたんです。」

そう言われて箱の近くを見ると、お皿やら食べ物が置かれている―

「…お兄ちゃん…。その子達どうするの?」

「お兄さん…。飼ってくれるんですか…?」

子供たちの真剣な質問に岩瀬はニコリ。と笑って

「…連れて帰ってもいいかな?」

と言ったのだった―
                                   続く。

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思わずやってしまいました10回連載…
最後までお付き合い下さいませ。

【創作者さんに50の未満の御題】
- 拾い愛10の御題より -

06.02.09


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